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お引越しマニュアル

お引越しマニュアル

お引越しマニュアル

1

  • 引っ越しプラン、段取りを決定・荷造り資材を揃える。
  • 季節違いの服など不必要な荷物からまとめ始める。
  • 新居の間取りをチェックしておく。
項目 届け先 その他・必要なもの
現住所の大家への転出報告 契約時の大家・仲介業者・管理人など 室内の点検や敷金返還の話し合いをする

2

  • 引越し業者・運送業者に依頼するときは業者を決める。
  • ガスの閉栓や水道・電話などの移設手続きを連絡。特にガスは本人立ち会い・電話は予約が必要なので早めに。
  • 新居の間取りを元に、必要な家具を考えておく。
項目 届け先 その他・必要なもの
公共料金の銀行口座振替のストップ 取引銀行 印鑑と通帳
口座の住所変更
電気・ガス・水道会社への連絡 各社営業所 窓口へ行くか、電話で引っ越し日を通知

3

  • 新居に必要な家具を揃える・家具の配置を紙に書く。引越しの時こそ不要品類の整理・処分のチャンス!
  • この頃までには荷造りに専念できる状態にしておく。
  • 1週間分の食料・衣服・貴重品などを残して荷造りを始める。
項目 届け先 その他・必要なもの
電話の移転 NTT 「116」へ電話し、現住所・新住所。工事希望日を伝える
電話の新設・新規加入 最寄りのNTTへ身分証明書(運転免許証・保険証等)と申込み費用持参
住所転出届 旧住所の市区町村役所 印鑑と国民健康保険証(加入者のみ)
印鑑登録 役所 印鑑登録 *転出届と一緒に済ませる
国民健康保険 印鑑と保険証、転出証明
福祉関係の手続き(児童手当・年金等) 必要な証書などと印鑑、転出証明
新聞の解約・精算 新聞販売店 新聞店に解約の申し出、集金の依頼
転校届け(小・中学校) 転入学先の学校長 在学中の学校長から受け取った在学証明書類一式等
ペット類 保健所 印鑑、鑑札、予防注射済書、廃犬届、転入先で登録して新たな鑑札を受ける
郵便物の転送 旧住所の所轄郵便局 ハガキで新住所を知らせると向こう1年間転送される

4

項目 届け先 その他・必要なもの
家賃の精算 大家 残りの家賃や管理費、敷金の返還など
水道料金の精算 旧住所の所轄水道局営業所 引っ越しが日曜の場合は使用量を予測して、前日精算
電気・ガスの精算 各社の所轄営業所 引っ越し前に当日までの精算可能

5

  • 新居の掃除・賃貸住宅なら新居の瑕疵同時にチェック。
  • 転出届など、住所変更の手続きを済ませる。
  • 洗濯機の水抜き・冷蔵庫の霜取りをしておく。
  • 引越し当日に使う貴重品意外、すべて荷造りを終了。
  • 近隣の方々にご挨拶を忘れずに。 賃貸住宅なら、貸主に家賃の清算・ご挨拶。
項目 届け先 その他・必要なもの
電気・ガス・水道の開栓 各営業所からの担当者 ガスは立ち会いでないと開栓できない

6

  • 近隣の方々にご挨拶。 賃貸住宅なら大家さん・管理人さんにもご挨拶します。
  • 親しい人や会社の方などに転居案内を送る。
項目 届け先 その他・必要なもの
住居転入届 新住所の市区町村役所 転出証明、印鑑
運転免許の住所変更 新住所の所轄警察署 新住民票、写真、免許証
自動車の登録変更 引っ越し先の陸運事務所 車庫証明、車検証、新住民表、印鑑、車
電気・ガス・水道・電話の銀行振替 取引銀行 新居での領収書、通帳、印鑑
クレジットカードの住所変更 クレジット会社 電話連絡
各種保険の住所変更 保険会社・共済組合 生命保険・損害保険(含む自動車保険)会社等へ電話連絡
新聞購読の申込み 新聞販売店 電話連絡

教えて!上手なお引越し

何からやったらいいの?
まずはスケジュール作りから。
引越し準備は1カ月前から始まっています。賃貸から引っ越すときは旧居の解約、引越しの見積、荷造り、役所への届け出、金融機関や免許証関連の住所変更、電気、ガス、水道、電話……。頭の中だけで整理するのはちょっと大変。ドタバタしていると、「あれを忘れた、これも忘れた!」のオンパレードになってしまいます。そこで、引越しの前にまずやることはスケジュール作り。特に役所への届け出は平日しかできませんから、一人暮らしの人は取りこぼしの無いよう、チェックシートの作成は必須です。
できるだけ安く済ますには?
素人作業では高くつくことも…
なるべくお金はかけたくないから、引越しは友達に手伝ってもらうという人も少なくないでしょう。確かに、荷物が少なく、比較的近距離での引越しなら親しい友人の手を借りるのも悪くありません。が、そこは悲しいかな素人仕事。もし間違って何かを壊してしまったら……。お友達は好意で手伝ってくれたのだから、文句を言うわけにもいきませんし、壊した人もあまり良い気分はしないはず。お礼や、皆さんに振る舞う食事代なども考えるとその出費はバカになりません。ということで、引越しにはやはりプロの手を借りるのが一番。専門業者に頼めば荷物に保険もかけられるので、イザというときも安心です。荷物が少なければ格安の単身パックや赤帽利用などがおすすめ。
見積は2~3社から同時に取るようにしましょう。
とにかく荷物が多くて…
引越しはいらないものを整理する絶好の機会
整然と収納されていると、物は少なく感じられます。ところが梱包を始めると、どこにこんなに入っていたんだ!?と驚くこと然り。アッと驚く荷物の量に右往左往する前に、まずはいらないものを選別しましょう。あることさえ忘れていた物は、今度も使う可能性は限りなく低いのです。思い切って捨てる勇気を持ちましょう。中でも粗大ゴミは、管轄の清掃局に連絡し、料金の確認と回収の予約を入れてからでないと捨てられませんから、選別は早めに。引越しの極意は捨てること。荷物をシェイプしてスマートな引越しをしましょう。
どこに何を入れたかわからなくなっちゃった。
ダンボールには番号をふってリストを作る。
ダンボールの側面に「冬服」とか、「台所用品」などと書いていても、具体的に中に何が入っているのかわからなくなってしまうもの。かといって、中身を全部、ダンボール箱に書くのは大変。全部開けなきゃわからない、という状況に陥らないよう、ダンボールには「冬服1」「台所用品1」などと番号をふって、面倒がらずに中身のリストを別に作成しておきましょう。また、番号は箱の側面(4面)と上の5箇所に書いておくと、どこからでも見つけやすくなります。
新築でも掃除は必要?
新居のお掃除は現状チェックのためにも必要です。
一見キレイに整えられた新築であっても、隅には内装工事で出た切りくずやドアの開閉でたまったホコリなどが溜まっているものです。引越しの一週間くらい前には徹底した掃除をしておきましょう。これは部屋をキレイにするだけでなく、部屋のチェックも兼ねています。床や壁の汚れやキズ、いずれ修理が必要になるだろう不具合を見つけたら、引越し前に管理会社に連絡しておくと揉め事が回避できます。証拠として写真などを撮っておくのも得策です。
全部梱包してしまって、気が付いたら大事な物が荷物の奥へ…
貴重品はもちろん、当日必要なものは別にまとめて手元に置く。
引越し先で必要な物が出てこなくて慌てて荷時をする、なんてことがよくあります。どこに入っているかわからない時には泣きたくなりますね。貴重品や、引越し前後に必要になる物は梱包せず、旅行用バッグなどにひとまとめにしておきましょう。2~3日の小旅行のつもりで着替えや洗面用具などもバッグに。
ペットも一緒に引っ越すのですが…
犬の住所変更も必要です。 愛犬も一緒に引越しするときは、犬の住所変更もしましょう。届け出は地域によって異なりますが、印鑑を持って旧居管轄の市区町村役場に行き、廃犬届けを出して旧鑑札を受け取ってください。これは人間の転出届と同じです。新居に移ったら旧鑑札を持って新居管轄の市区町村役場に行き、再登録をします。大事な家族の一員ですから、忘れずに。
引越し専門業者でも、作業員の方には心付けが必要と言われました。
現金を包む必要はありません。 でも…
慣例ですから、作業員には数千円程度の心付けをしてください」と、営業マンに言われた方がいたそうです。「地域によってはそうなのかな?」と思ったそうですが、これは間違い。引越し料金には作業員の人件費も含まれているのですから、改めて現金を包む必要はありません。しかし、だからといって自分のために汗を流して働いている人を無視するわけにもいきません。「ご苦労様」の気持ちは、荷物を搬出後、移動前に缶ジュースを渡すなどして示しましょう。また、やたら心づけを強要する業者は避けた方がよいでしょう。

お引越しトラブル解消法

引越しでトラブル・・・ せっかくの新生活の始まりがそれだけで台無しになってしまいます。
引越しではどんなトラブルがあるのか、トラブルが起こらないようにするにはどうすればいいのか、
全部を紹介できるわけではありませんが、ここでチェックしておきましょう!

引っ越し前に起こりがちなトラブル

見積もりを依頼したら「見積料」を請求された!

見積もりを依頼したら「見積料」を請求された!

引越し業者を選ぶとき、いくつかの業者に合い見積もりを頼むのは既に常識。正確な見積を貰うためにも、実際に来てもらい、荷物を見てもらって見積もりしてもらうのが普通ですが、中には「見積料」を請求してくる業者もあります。「ウチでは必ず見積料を貰っています」などと言われると、そういうものかと思ってしまいがちですが、「見積料」は一切払う必要はありません。強行に見積料を請求してくる業者だったら、避けた方がいいでしょう。
また、いくつも見積もりを取ると、断るのを忘れてしまうというミスも起こりがち。そこで「キャンセル料」を請求されてしまったという例もありますが、見積は正式な契約ではないので、キャンセル料を払う必要はありません。とはいえ、きちんと断っておかなかったこちらも悪い。
もしも、トラックを出してきてしまっていたら、応分の負担は避けられないかも。くれぐれも、きちんと断りの連絡は入れておくように。そうしないと、予想外の出費になりかねません。

「すぐに契約を」と迫られて帰ってくれない!

見積に来て貰ったら「今、契約してくれれば値引きします」「いまここで契約してください」などと言われることがあります。でも、それでは合い見積もりの意味がありません。よほど信頼できると思えない限り、きちんと「検討して後日返事します」と答えるのがいいでしょう。それでも強行に契約を迫られたら、もうはっきりと断ってしまいましょう。こういう業者は契約内容をきちんと説明しないことも多いはず。後々のトラブルの元です。はっきりと「帰って欲しい」と告げ、それでも帰ってくれなければ警察に電話を!

「すぐに契約を」と迫られて帰ってくれない!

引っ越し当日に起こりがちなトラブル

時間になっても引っ越し業者が来ない!

時間になっても引っ越し業者が来ない!

さて、いざ引越しという当日、約束の時間になっても引越し業者がやってこない…。すぐに見積書か契約書に書いてある事務所に連絡を入れましょう。もしかしたら交通事情か何かで遅れているのかも。時間通りにやってこなくて、予定が大幅に狂ってしまったら・・・不可抗力でないかぎり金銭的な実害は業者に請求できます。遅くなってホテルに泊まってしまったなど、はっきりと業者が来た時刻、引越しが終わった時刻、かかった費用をわかるようにしておきましょう。でも、一番いいのは約束通りに引越し業者がやってくること。トラブルを避けるために、三日前に電話で確認しておくとより安全です。

引っ越し作業中に荷物を壊された!

引越しトラブルで一番多いのがこれ。自分で荷造りして、そのやり方が悪くて落としたり、荷崩れしたりしてしまい、壊れてしまったものは弁償してもらえません。でも、明らかに業者のミスによるものは「補償」してもらえます。その金額や範囲は、実は契約書に決められていることがほとんど。契約するときにきちんと確認しておきましょう。しかし、壊れてしまったものは元通りにはなりません。実績がある信頼できる業者に頼むのが一番です。

引っ越し作業中に荷物を壊された!

引っ越し後に起こりがちなトラブル

荷物が足りない!荷解きしたら荷物が壊れてる!

荷物が足りない!荷解きしたら荷物が壊れてる!

いざ、引越しが終わって、荷解きをしてみたら、荷物が足りない、段ボールの中の荷物が壊れているということがあります。もしもそれがわかったら、すぐに業者に連絡を入れること。壊れてしまったものは「どこで壊れたか」が問題になるので、発見したら触らず、その状態を写真などに撮っておくと良いでしょう。もしも、箱から出してしまったら、「荷解きをしてから壊れた」と言われるかもしれませんよ。 荷物が足りない場合もすぐに連絡を。ただし、中に何が入っていたか正確にわからないと、業者も補償のしようがない場合もあります。そんなことにならないように、段ボールには「中に何が入っているか」と「どの部屋の荷物か」、そして「番号」を書いておいて、数が足りているかどうかチェックするようにしましょう。 壊れ物などもきちんと段ボールにその内容を書いておけば、トラブルが減ります。また、荷物の紛失、破損に関しては、引越し後3ヶ月間しか業者に補償してもらえません。引越しが終わったらすぐにチェックを!

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